アニメショップの「魔法の袋」のお話

アニメショップの始め方

 

どーも!とれおふ店主です。

今回は、お店をやっている人なら一度は共感してもらえる(…はず)の話です。

皆さんは、お店で一番大事な道具って何だと思いますか?

レジ?

ショーケース?

値札?

それとも商品?

もちろん全部大切なんですが、僕が「これがないと店が回らない!」と思っているものがあります。

それが…

OPP袋(透明な袋)です。

「いやいや、ただの袋でしょ?」

そう思った人も多いはず。

でも、本気で言います。

OPP袋は、売り上げを上げてくれる魔法の袋です。

今日は、その理由を店主目線で紹介していきます。


お客様は「商品」よりも「見た目」を見ている

ちょっと想像してみてください。

同じアクリルキーホルダーが2つあります。

片方は裸のまま棚に置かれています。

もう片方はピカッと透明なOPP袋に入っていて、値札もキレイに貼られています。

どちらを手に取りますか?

ほとんどのお客様は、後者です。

もちろん中身は同じ。

でも人は、最初の数秒で「キレイ」

「中古なのに状態が良さそう」と判断します。

これはアニメグッズだけでなく、古本屋さんや中古ゲームショップ、雑貨店でも同じこと。

第一印象は想像以上に大切なんです。

人と会う時も、清潔感があれば近づきやすいですよね。お店の商品もアピールしやすい見た目を綺麗に整えてあげるとことが、とっても大切です!


OPP袋は「新品っぽく見せる力」がある

中古ショップの最大の敵。

それは…

「中古だから痛みや傷が気になる」という先入観。

実際にはキレイな商品でも、裸のままだと中古感が強く出てしまいます。

また裸の商品だと他のグッズと触れ合うことで痛みやすくなってしまいます。

でもOPP袋 魔法の袋に入れるだけで、

「ちゃんと管理されてる」

「状態が良さそう」

「安心して買えそう」

という印象になります。

これだけで、お客様が商品を手に取る

確率が変わります。

雑貨屋やアニメショップなどで手にとってもらえる商品は基本的にお迎えが近いうちに来ます。

世の中には運命の人が3人はいると言われるように、似ている推し感覚を持っている人は数多く存在します。

誰かに気になってもらえたら、きっと他の誰かも反応してくれるはずです!


さらに魔法の袋は店主も助かっている

これは裏話ですが、

OPP袋に入っていると作業がかなり楽になります。

例えば…

・値札を貼りやすい

・値札を貼り替えやすい

・バーコードシールも剥がしやすい

・セールシールも貼りやすい

陳列がしやすい、ヘッダー付きを使うことで

コンパクトなスペースでたくさんの商品を並べることも可能です。

 

 

シールなどを直接商品に貼ると、

「跡が残った…」

「パッケージが破れた…」

なんてことも。

OPP袋なら気兼ねなく貼れます。

地味で大変な作業ではありますが毎日何百点も

商品を扱うお店では大きな差になります。


ホコリは想像以上にたまる

営業中は気付きませんが、

棚の上には毎日ホコリが積もっています。

アクリルスタンド

缶バッジ

カード

ラバーストラップ

全部ホコリが付きます。

裸の商品は、気付いたら白っぽくなっていた…

なんてことも珍しくありません。

OPP袋に入れておけば、サッと拭くだけ。

商品の掃除時間もかなり短縮できます。


小ネタ① 袋に入れるだけで値段が高く見える?

これは個人的な感覚ですが…

100円の商品を袋に入れると、

「これ本当に100円?」

と言われることがあります(笑)

不思議ですよね。

高級な袋でもないのに、見た目が整うだけで

価値が上がったように感じるんです。

人は見た目で判断する生き物なんだなぁと

実感します。

また袋に入れる事で 新品のように見える付加価値が自然と生まれるのも素晴らしいです。


小ネタ② 100円コーナーほど効果抜群

実はOPP袋が一番活躍するのは、

100円コーナーです。

カード。

シール。

ブロマイド。

クリアカード。

小物。

こういう商品はバラバラだと探しにくく

痛みやすいですが

袋にまとめるだけで

「見やすい」

「探しやすい」

「選びやすい」

の三拍子。

結果として滞在時間も長くなります。

※長く見てもらえる売り場は、それだけ購入につながる可能性も高くなります。


小ネタ③ サイズを統一すると売り場が一気にプロっぽくなる

これ、かなりおすすめです。

お店で使うOPP袋のサイズを何種類か

決めてしまうんです。

例えば、

  • 小物用
  • 缶バッジ用
  • アクスタ用
  • ブロマイド用
  • 大きめグッズ用

このようにサイズを統一すると、

棚に並べた時の見た目が驚くほど整います。

同じ商品数でも、お店全体がワンランク上に

見えるんです。


小ネタ④ OPP袋はお客様にも再利用される

意外と知られていませんが、

お客様の中には、

「この袋、そのまま保存用に使います。」

と言ってくださる方もいます。

推しグッズを持ち歩いたり、

コレクションケースに入れたり、

保管したり。

商品だけでなく袋まで役立っていると思うと

ちょっと嬉しくなります。

そんな事を考えていると、全ての商品を

魔法の袋いれたくなるんですよね笑


OPP袋代は「経費」ではなく「投資」

最初は、

「1枚数円でも、何千枚も使うと結構かかるな…」

と思っていました。

でも今は考え方が変わりました。

もし数円で、

・商品がキレイに見えて

・ホコリから守れて

・値札が貼りやすくなって

・売り場が整って

・売れやすくなるなって

お客様に喜んでもらえるなら

これは経費ではなく投資です。

お店の印象を良くするための、小さくて大きな投資なんです。

あっもちろん 経費にもしっかりなります!


目立つ什器より、地味な工夫が売り場を変える

お店を始めた頃は、

「大きなショーケースが欲しい。」

「派手なPOPを作ろう。」

そんなことばかり考えていました。

もちろんそれも大切です。

でも実際に売り場を作っていくと、

売り上げに影響するのは、こういう地味な積み重ねでした。

商品の向きを揃える。

売り場レイアウトを変える。

値札を見やすくする。

そして、OPP袋に入れる。

派手さはありませんが、こうした積み重ねがお客様に「また来たい」と思ってもらえるお店につながっていくのだと思います。

 

「神は細部に宿る」という言葉があります。

アニメショップもまさにその通り。

何万円もする設備より、何円かのOPP袋が売り場を変えてくれることがあります。

たった一枚の透明な袋。

でも、その一枚が商品の価値を守り、お客様の第一印象を変え、お店全体の雰囲気まで良くしてくれる。

だから僕は今日も、新しく入荷した商品を一つひとつOPP袋に入れています。

地味だけど、確実に効果がある。

そんな「魔法の袋」が、今日もお店の売り上げをそっと支えてくれているのです。

おわり

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