こんにちは!
とれおふ店主です。
久しぶりにブログの過去記事を読んで振り返ってみると自分の日記的な感じで
おもしろかったので
とある1日のストーリーも
たまに綴って行こうかなと思います。
自己満ブログですが、見に来てくれてる人
ありがとうございます!
今回は僕自身がお店をやっていて、心から感動したエピソードトークを一つ綴っていきます。
リサイクルショップは
トイストーリー的なお話です。
お店を始めた理由の一つに物が捨てれないというのがあるんですが

壊れていたり
汚れていてもう
捨てるしかないような物に
新たな命を吹き込む作業!
これがとても楽しいのです。
それは 誰にも遊んでもらえなくなって 行き場をなくした玩具達を
リメイクしたり、手直して、 綺麗な袋に入れて立派なトイに変身させる事
トイストーリーの裏方をしてる気分なんです。
前置きが長くなりましたが、、
とある1日の一コマ
先日の実体験なのですが
玩具メーカーのTYという
ぬいぐるみシリーズがあるんですね。

クマちゃんのぬいぐるみ
ぬいぐるみといえば
ベアー クマといえばぬいぐるみ
というくらい
クマのぬいぐるみって溢れてるんですが
なんかそのTYのクマさんの
ぬいぐるみを棚に飾ってたのだけど
翌日来ると落下して床に転がってたんですよね。

おいおい クマちゃん
トイストーリーするのはいいけど
ちゃんと元の場所に戻ろうよと
内心思いながら手に拾い上げて
元に戻そうと思ったんだけど
なんとなく、クマちゃんが
ここではないどこかへ、、
って言ってる気がして、、
それならと袋入れて陳列しようと思って
OPP袋にビチッと入れて

お店のゴールデンゾーン
(お客さんの視界が集中しそうな場所)
においといたんですよ。
そしたら翌日に観光客の方
が買ってくれたんすよね。
なんかやけにテンションの
高いお客さんだったんですよ。
いやー袋に入れて綺麗に陳列してよかった!
って思ってたら
そのお客さんが戻ってきて
すげえ早口でネイティブ英語で
まったく聞きとれんのだけど
なんか喜んでる感じはわかる言葉を
ずっと喋ってるんですよね
けど、なんかなんて言ってるのか知りたくて
ノーイングリッシュ!
といって翻訳スマホを取り出します。
さぁ 教えてくれ、なんて言ってるんだ
スマホ君によると

このTYのぬいぐるみは
私が小さい頃に親にプレゼントされたもので
ずっとこのぬいぐるみと一緒に育ってきた。
しかしある時 紛失してしまって
それ以来 新しく同じ商品を探しても
どこにも売っていなくて
そしたら、とれおふ アニメショップに
この子がいて目が合って、
うわーってなって まさか日本でまた出会えるなんて、、
この子を置いてくれてありがとうございます。
めちゃめちゃ嬉しいです。
的な事が書いてあって。
うわーそれは 嬉しい。
もうそのぬいぐるみが自ら脱走して
このお客さんに見つけてもらうために
僕にサインを送ったのかな?って
思っちゃうくらい。
もう一緒に感動して 泣きそうになって
言葉の壁はあるんだけど
ぬいぐるみを通じて 喜びを共有できて
それもうれしくて
お店やっててよかったぁ!!
って心から思いました。
いやほんと、こういう事があるから
やめられないんだよな!
売り場の陳列というのは、
とてもおもしろくて
2年近くずっと売れずにいた商品が
少し場所を変えるだけで 翌日に売れて
いったりするんです。
この一件があってからは、お店のグッズ達の声に
耳を傾けながら日々品出しに励んでます笑
こういう素敵な出来事があると
グッズひとつひとつに行く先があって
未来のご主人を待ってるんだなと思うと
時に愛おしくて、薄汚れたぬいぐるみや壊れかけたradioでも
綺麗にしてあげたくなるんですよね。
完璧に独り言ですいません。
未来の僕よ。
今でもアニメショップやってるかい?
終わり。
r7 10/8


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